少子化や私立人気の高まりや府立高校の志願者数は減少傾向を受けて、「公立離れ」に歯止めをかけるため入試制度の見直す案が検討されていた。
6月20日に大阪府の「学校教育審議会」で入試の新制度の素案が発表されました。
主な変更点は以下の3つです。
①特色入試の導入
募集定員のうち「特色枠」を設定し、試験の点数以外(ボランティア活動やクラブ活動などを加味する)で選抜する案が検討されている
②選抜日程の変更
現在、2月中旬に実施されている「特別入試」と3月上旬に実施されている「一般入試」を一本化し、入試日程を2月下旬とする案が検討されている
③複数校志願の導入
第一志望が不合格になった場合、第二志望の高校で再度合否判定を受けられるようにする複数校志願案
新制度案については引き続き議論を重ね、8月にも答申をまとめる方針とのこと。
早ければ再来年度の2026年度入試から実施される予定。現在の中学校2年生からが対象となります。